原発危機と「東大話法」―傍観者の論理・欺瞞の言語―

原発危機と「東大話法」―傍観者の論理・欺瞞の言語―

 

 図書館では科学技術のコーナーにあったけど,むしろ論理学・哲学・社会学のジャンルだろうなあ。対偶なんて何十年ぶりに聞いたわ.:*・'(*゚▽゚*)'・*:.  ましてや「国礎」って何だよ?! ☆☆

漱石の「立場主義」の思想は,近代日本に形成されつつあった,人間を統御し,抑圧するシステムを,明確に言語化するものであった。

・日本の「家」の特徴は「家業」の維持発展を中心目的としている。それゆえ,「役」を「家」が担い,「家業」を継いでいくことで「家」を維持発展させる,という構造になっている。

・内部で処理できないものは,外部に垂れ流すか,何のあてもなく内部で溜め込んでいます。それは,現在における購買力を生み出して,将来の世代にその償還を押しつける国債と構造的に同じです。