北海道廃線紀行 ――草原の記憶をたどって (筑摩選書)

惜しいのは、地図が少ないこと。

音威子府から稚内までは2ルートあり、(その後の)天北線は付近のアカエゾマツを楽器材として浜松に移出したんだと。

しかし、なんによらず。ほぼ見捨てられた風景は哀しい。

遠軽や中湧別は確かに懐しい。

朱鞠内湖には行きたかったなあ。

中標津は懐しい。

紫蘇焼酎の鍛高譚は白糠生まれなのか。

タウシュベツ川橋梁なんて初めて知った。

札沼線は乗ったことないけど、地図で見ると不思議な感じに延びていく路線だったわ。

胆振線から眺める羊蹄山もまた、懐かしい。