酒楼にて/非攻 (光文社古典新訳文庫)

酒楼にて/非攻 (光文社古典新訳文庫)

 

 ・祝福…魯迅によくある悲惨物語。「人が死んでも魂は残るか」には当惑するしかないよな。

 ・酒楼にて…へえ,中国にも「蕎麦がき」ってあるんだ。しかも,砂糖をかけんのか(≧∇≦)

・石鹸…これはエロスなお話。「オートーフー」が old fool とは気付かなんだ。

・愛と死…何だよ,子君いいコじゃん。涓生くんも大人になれば自責の念にかられるのね。ま,でもこーゆーもんだわさ。霊魂やら地獄やらのテーマ再登場。

・奔月…弓の名手も乱獲には勝てません。まして美人の妻には…。にしても,鴉の味噌炒め麺はキツイ(≧∇≦) 鶏の唐辛子煮ならいいけど。

・非攻…諸子百家の一人としては墨子を知っていても,詳しい内容はよく解らない。しかし,こんな木片将棋ゲームで諦められんのか? 宋を朝鮮に,楚を韓米日に喩えたくもなるけど,やめとこ。

・出関…老子孔子の掛け合いを,マルクススターリンヒトラーヒロヒトに置き換えたくもなるけど,やめとこ。歯抜けで老眼の木偶の坊,おまけに恋愛音痴…と老子先生,散々な言われよう(^_^;) 

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