スノーデン、監視社会の恐怖を語る 独占インタビュー全記録

スノーデン、監視社会の恐怖を語る 独占インタビュー全記録

 

 筆者は新聞記者歴20年。スノーデンの語りをひたすら聞くのではないかと思ってたら、筆者の自分語りの本だった。しかし、明らかにこの20数年で報道の劣化は隠せるものでなくなった。

スノーデンは日本の技術に憧れて日本語を勉強し、Dellの社員として来日、福生に住んだ。

米国にとって監視システムは洗練された技術によって自国の優位を保障するものだ。

オリンピック開催地では、監視カメラも盗聴器も顔認証システムも一時的措置として登場し、その後も居座り続けてきた。

生まれた直後に生体認証システムを埋め込まれる時代は近い。

プライバシーは何かを守るためにあるのではなく、自分の考えをつくりだすために必要なのだ。プライバシーがなければ表現の自由は意味をなさない。