- 作者: E.B.ホワイト,ガースウイリアムズ,E.B. White,Garth Williams,さくまゆみこ
- 出版社/メーカー: あすなろ書房
- 発売日: 2001/02/10
- メディア: 単行本
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シャーロットって蜘蛛なのかよ! some が「たいした」,terrific が「すばらしい」って意味かあ。「ぴっかぴか」とか「つつましい」の原語も示して欲しかったな。蜘蛛の巣に現れた奇跡が知れ渡る様子は,まるで最近のTVショーのようである。シャーロットのマグナム・オーパスは514個のたまごぶくろを作ることだったけど,それは死と引き換え>「クモの一生なんて,わなをしかけたり,羽虫を食べたりの,さんざんなものなの。あなたをたすければ自分の一生が,ちょっとはましなものになると思ったのかもしれないわ」という些かヒロイックな述懐が少しオセンチを誘う。テンプルトンは正に鼠男>欲望に忠実な結果,いい仕事をする。シャーロットの娘や孫や曾孫がウィルバーが死ぬまで一緒に暮らしたというのはやや出来すぎ感。☆