・新グリム名作劇場#3

非モテ怪物クンが美しいもの(花や音楽や食い物)でたぶらかして少女を手に入れる話…。「8日たったら必ず戻る」という約束で父の死に目を見届けるも,いつのまにやら9日め…。怪物屋敷は既に「冬の庭」と化し,怪物は倒れ伏している。少女の涙で魔法が解け,怪物は王子様に…ええええっ(-_-;) 何という都合の良い展開だ! 「美女と野獣」ってこんな話だったのか。

・「水と大気の科学」#12

原発事故による汚染を分析解読するイヌHKとは思えないマトモさ。土器屋さんは,農学から気象に進んだ人らしいけど,奇跡的に理系ムラ社会から逸れていたのかしらね?

中原中也の世界#7

蟹江敬三の10年前の脂の乗り切った朗読。しかし,中也の詩はイミフだな~,やはり生涯ダダを貫いたということなのか? この詩人に傾倒したことは無いのだが,言葉遊びのような繰り返しのズレが面白く,絶叫から訥弁まで起伏の激しい詩ではある。