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無法松の一生 [DVD]

小倉の町がまるでソウルやペキンのようだ（ラストはシベリアみたいだが…）。嫌がらせに芝居小屋でニンニクを焼くのもアジアっぽい。小太郎も松五郎もあっさり死んでしまうんだなー。侠客の親分の笠智衆，善人の上田吉二郎が何だかミスマッチ。多用されるカットバック（車夫の引く車輪の輻と轂のイメージは老子的）に，あまり巧くない子役たち。イマイチ迫力の感じられない格闘シーンや競走シーン＞さすがに祇園太鼓の場面は多少迫力あったけどね。このテの父性モノはどうにもシンドイし，裏には日露〜第一次大戦が控えているし，貞女寡婦もウーミュだよな＞恐らく製作者（観客もか）は大真面目なんだろうけど，まるで何かのパロディに見えてくるわけで…。日本酒のポスターはズリネタなんですかねぇ←最低だ

• 「楢山節考」（1958年）

いやー，ここまでツマンネーとわ…イイ所をどうやって見つけろというんだ？？　元々，木下恵介を面白いと思ったことは一度もないけど，こんな歌舞伎風＋浪曲風仕立てにしてどーすんだよ？？　田中絹代がもう学芸会優等生芝居なんだわー＞んで，時々若すぎちまうしさー＞萎え萎え。銀シャリだけは旨そうだったけどさ。あーあ，お退屈様だったわーーーーー。