運命 (岩波文庫 緑 19-3)

銀座の亀屋で買ったという上等のがブランデーを鎌倉の砂浜に隠す男は運命論者らしい。不動明王を押しつけられる。結婚した妻が妹でしたとさ。

沢の鶴vはやや甘口なので、キ印の方が口に合う、このキ印は菊正宗かしら?

赤坂で下宿屋を開業し、兵隊をとめ、母と妹が堕落する。軍人がキライなのかと思ったが、他の作品を読むと、そーでもないようだ。

児童文学っぽいものもあるが、教養小説ってことなのかしら? 馬上の友とか書の悲みとか非凡なる凡人とか。コレは書生小説か?