東京の散歩道 (講談社文芸文庫)

いきなり斎藤茂吉、中村健吉、林芙美子らのヤンチャぶりの文壇暴露(;^ω^) 

湯島天神からは市川の鴻の台や品川の海も見えた由。

芥川や菊池の時代は上野が中心。

団子坂は犀星、荷風、そして鴎外。文京区鴎外記念図書館も既に無い。

鶯谷の駅はホームと同じ高さにあったという。

浅草の修学旅行、北国の中学生が国際劇場で観劇かあ。かといえば、台東体育館のツイスト大会!

明治42年、啄木と京助は吾妻橋から千住大橋まで川蒸気に乗って花見をした由。

馬肉は、芝浦は当然だが、三河島にも屠場?があったのか?

コツ通りには、銀座みたいなアーケードがあったんだと。

千住1丁目には協和発酵の工場があったんだと。

朔太郎は重治に言わせれば、落ちぶれた西洋人が新古今を飽かず喋る!如し。