ある日の街歩き#167
まったくノープランで九段下乗り換えで九段下。途中で拾ったロハのスーモ雑誌。ふーん、図書館がマンション選びの基準になるんかあ?? ま、ツタヤ御用達の海老名が一番手って辺りがお察しだがね(~_~;)
そこから鐘ヶ淵まで逝ってみる。いつもは西や南の方ばかり行っているので、今日は北へ。駅前商店街をたどると、肉のブッチャーなのに野菜売ってるゾ!
この通りは自転車が頻繁にビュンビュン通り抜ける。乗り主は主婦や老人が多い。こういう店じまいした家が目立つ。かつては如何なる商いを営んでいたのだろうか?
商店街を少し這入ったところにある田中湯。現役銭湯だが、派手さは一切なくて質実剛健なつくり。
これもまた、凄く潔い商売だなあ。「冷えた商品」と「はんこ」の商い…。
この店の前には、明らかにかつて学校だった建物と校庭が広がっているのだが、なんの掲示もない。おまけに、調べようとしたのに、私のスマホの電波が1本も立っていない!
家に帰って調べたら、10数年前まで隅田小学校があったらしい。今では線路を挟んで東の方に移転した模様。校庭の向こう側を東武線が通る。電車が見れる校庭ってのはイイよねー。
商店だけでなく、町工場?らしきものの廃墟もあって、
暫く路地を歩くと、香取神社に辿り着くも、かなり寂しいフンイキ。
白茶けた運動広場を横に見て大通りを渡ると、フクシ・エンタープライズ・墨田フィールドなる別世界が広がっている。隣の東白髭公園のトイレへ行こうとすれど、行けず(# ゚Д゚) 何だよ! 同じスミダクの施設じゃないのかよ???
花王と鐘紡が並ぶ風景。前者が後者を買収してもう16年か。
綾瀬橋からの眺め。伊澤造船のクラシックな感じ。
千住ポンプ所、京成関屋を経て、またまた千住柳原方面へ。千住旭町商店街は電機大のお蔭で学園通りなる名前になってんのね。…にしても、この辺の道は扇状地の等高線の如く緩やかに屈曲しているのが珍しいわな。この店は屋根がかなりヤヴァそうだわ。何故か馬のレプリカが。
引き寄せられるように柳原へ。看板はアレだけど、なかなかに威圧感ある大和湯。
しかし、前回来た時に比しても、さらに寂寥感漂う。
柳原稲荷の裏を抜け、柳原千草園まで行って、家から持参のパンを喰らう。猫に逃げられた。いったん、機内モードにするなどして、悪戦苦闘してたらバリ5になった( ´艸`) 何だコレ?
荒川沿いの路地にあったビオトープっぽい家。
千寿桜堤中学の裏を抜け、千住旭公園へ。その途中の平屋。
かなーり荒れてる運送会社の庭の猫。こいつはめんどくさそうに、眠っていた。
北千住駅を横切って、西側へ。まだ、駅前にも路地が残存している。かつては日本通運の倉庫が地方都市よろしく並んでた記憶はあるが。
宿場町通りも随分と新しい安っぽい建物が増えたが、4丁目と5丁目の角にある、この建物は和洋折衷で味わい深い。
で、足立中央図書館へ、久々に逝ってみる気になった。その手前の凄みさえ感じて這入れない路地。荒川の土手を追い立てられたのだろうか?
で、図書館は何と休み! とな。千住旭小学校跡地の碑。でも、いつから図書館になったのかは書いてない!! この前来たのいつだったっけ?
日光街道を渡って(道路は上方にあるので横断は楽だ)、千住大川町へ。うーみゅ、格差社会の実例みたいだ。入口が倉庫みたい。
氷川神社(いったい千住に幾つあるんだよ??)にあった千住大橋標柱。
そして、富士塚。
ほどなく、千住公園なる不自然なだだっ広い空き地に突き当たる。辺りは路地と建て込んだ住宅ばかりなのに。防災対策なんだろうが、元はなんだったのか気になる。
ニコニコ商店街、といっても、実態はお寒い感じ。ここも路地を這入ったところに金の湯がある。バイブラ風呂って何? 気泡風呂のことみたい。しかし、寝風呂や座風呂ってそのまま死んじゃうんじゃね??
いろは通りに這入るとそれなりに賑わってはいるが。
駅の近くまで来ると、こんな廃墟が(◎_◎;) 脚元がガタガタだし、何時まであるだろうかしら?
北千住は面白い。ただ、知人が住んでいればもっと面白そうだ。