ある日の街歩き#162
もうソロソロ早めに年越しの準備。
スーパーをハシゴして買い出しをし、早めに家賃を支払い、散髪もして、近場をフラフラ。どうやら駐輪場近くの猫は保護者がいる模様。「アリやナメクジ」って冬にもいるのか。
M駅前の黄色く染まった銀杏。別にここだけではなく、どこへ行ってもこんな景色が見られる。
阿佐ヶ谷からバスに乗って鷺ノ宮へ。この街は時が止まっているなあ。表通りもだが、裏通りは一気にド寂れ感が漂う>あんまりキツイので写真を撮る気にもならず。
で、20年以上ぶりで鷺宮図書館へ。おひおひ、あんときと全然変わってないじゃん。
すがすがしいばかりの不変性。
6Fからは富士山が見えた。正面のやや高い頂が大菩薩峠らしい。
白鷺文庫なる所縁の人々の書棚。佐多稲子の隣に向坂逸郎が。サ行だからおかしくはないけどね。家に帰って調べたら、ほー、上鷺宮5丁目に住んでいて、いまは法政の国際交流会館になってるんか。むしろ、上井草と富士見台の中間辺りやな。
図書館の前には自販機に占領された廃屋。隣には鉢植えで埋め尽くされた花屋がラジオ?で音楽をまき散らしている。
南口側に降りて妙正寺川沿いを歩いて、都立家政駅まで。しかし、実に地味な道でありんす。そして、鷺ノ宮駅からは線路では僅か500mなのに、歩くと結構な距離だわさ。現在の鷺宮高校がかつては都立中野高等家政女学校であったのに由来する駅名だが、家政なる語がもはや死語ではあるわけで。
新井薬師駅まで乗ってみた。この辺の西武新宿線の駅は絶賛開発中。とはいえ、地下駅ができるだけで、駅ビルとかが建設されるとも思えない。せっかく来たので新井薬師方面まで歩くも、うーん、商店街は随分と古びているなあ。新井薬師って真言宗の寺院だったのを初めて知った。その手前の薬師公園はかなり広い。昔この辺を彷徨った時にはもっとせせこましかった記憶があったんだけど、ありゃ何だったんだろ?
新井五差路のポケット公園にあった「桜餅と童女」の像とプリンセスミヤビの樹。