椿姫 (光文社古典新訳文庫)

椿姫 (光文社古典新訳文庫)

 

名高い小説…と云うよりオペラだけど、読むのは初めて。一番新しい永田さんの訳。

既にマルグリット=椿姫は死んでいて、主人公の前にアルマンが現れる。

モンマルトル墓地の契約って五年なのか。で、墓暴き!

椿の色は夜中11〜12時のあいだに変わるのか?

女は、恋の裏切りは許せても、プライドを傷つけられるのは絶対に許せない。のだと。

僕は素朴な君よりも贅沢を好む君が好きなんだ、とさ。

男というのは、ちっぽけな感情の一つでも傷つけられるとそれだけで、ずいぶんと小物になりはて、卑しい存在になってしまう、んだって。

まあ、でも、マルグリットがイイ人で良かった。アルマンの父親がイイ人で良かった。プリュダンスやオランプが取るに足らないヒトで良かった、ってことかしらん??

ブージヴァルって、田園調布や成城学園のイメージかしら??

まあ、すべてカネ、ゼニ、差押え、ってことで、ゾラ的ではあるんだけどねーw