さんねん峠―朝鮮のむかしばなし (新・創作絵本 21)

表題作は、もう平等=食い物という分かりやすさだな。他の作品も食べ物万歳なのだわ。

だいたいが強欲な権力者に弱者が打ち克つという同工異曲の内容だが、「ポンイミととのさま+かいこになったおひめさま」は異色。敵を倒した馬と姫がまぐわるのか?と思いきや、馬の毛皮から蚕が生まれるという展開かよ(;´Д`)

朝鮮半島では、トラがまだまだ敵役だったのだなあ。

人肉を喰うのが当たり前の世界でネギが毒消し?になるというのも興味深い「ネギを食べた人」