ある日の帰省#26
GW中なので、さすがに朝は空いてる。駐輪場も電車もイイ感じ。運行も順調でマズは胸をなでおろす。昨日は泥酔してさっさと寝たけど、朝6時に起きたら、ほぼ抜けている。それも良かった。
何故か、小田原方面に近づいたら混んできたけど、何なん?
実家の草むしり。さすがに延びてきている。まーでも、午前10時代だから、いつもよりずっと余裕だわし。しかし、電線を圧迫している樹木もあるので、やはり一度庭師を頼まねばいかんかなあ?
たぶん1年ぶりくらいで小田原市内に出る。ミナカ小田原なる時代錯誤の施設ができているのは知ってたけど、全く興味無く素通り。ふーん、駐車場は随分と整備されたのだねー。それにしても、揃いのジャージを着た高校生だか中学生だかの団体がやたらと大声で喋りながらワラワラと湧いてくる。ふえー。
んでもって、元野球場改め駐車場は今や遺構みたいになってはる。といっても、所詮戦国時代なんだけどねー。エラそうな城の方には上らず、こども遊園地へ。
もう50年以上前、私も乗ったのだよ、この🚋 生きているのが奇跡かもしれない。
そして、この上の方には観覧車!!!があったのだった。しっかし、今見ると、ホントにいかにも狭小。階段も手掘りなのではないの?
もうね、城址公園=無料動物園だった時代が当たり前すぎて、なんだかねー。この斜面にも、下位カーストに属するタヌキやらシカやらが檻のなかに居て、むしろ偏愛していたのだった。上位カーストはゾウ、サル、ライオン、アシカなどだったけど、後者は早めに姿を消し、目立たない位置に居たクマも消えた。そして、後方には比較的地味な鳥類や両生類、爬虫類などが居たけど、いつの間にか消えたのだった。
昨年、閉館した星崎記念館。っていうか、市立図書館。ほぼ私と同じくらいの年齢だし、最初は閲覧希望を書面で書いて館内でのみ読めるという閉鎖的な図書館だった。でも、ようやく館外貸し出しもできるようになり、LPレコードなどもここで借りていた。ミナカに東口図書館ができ、かもめ図書館は中央図書館に変更とのことらしいが、この市の規模で僅か2館というのは、本当にお寒い限りだ。呆れるばかり。
隣の児童室は、未だ私の少年時代(←気持ち悪い)の空気が漂っているかのよう。
少し先にある木造の郷土文化館。コレもいつまで在るだろうか?
蓮池と藤棚のある風景>これは子ども時代と全く変わっていない。
箱根口交差点あたりは、昔から興味深い建物が多い。
ここは居抜きで1Fがエイゴ教室になっていた。
薬局、ではなく薬房だそうな。でも、ケロちゃんがいまっする。
つい最近、長崎市から返却された「小田原市内線モハ202号」。私が生まれたときには既に廃止されてたんだわ。この塗装は派手でいーね!
この建物は10年くらい前までは残存していた、うろこみたいな屋根が特徴的な商店。改ざんされたのが残念極まりなし。
もう海にでも行っちまおうぜ。というわけで、風は強いし、空は青いし、五月だなー。
浮揚腐朽の眺めだぜぃ。
本町3丁目辺りの裏町をぶらぶら。ここら辺は、30~40年ほど前はよく散歩しに来ていたところ。随分と新しい家がふえているものの、漁師町というか、魚市場町の面影は残っている。
このアパートは渋いなー。
西湘バイパス下ガードから見る海。まるでパソコンの画面のようだ。
昔は、こんな趣のある建物ばかりだったのだった。
既に廃館が決まっている市民会館。
こちらも、歴史的建造物と呼ぶべき労働金庫。奥に、老舗のだるま料理店。
市民会館の北側には、なかなか洒落た家が並ぶ。
御堀端通りに出た途端に、観光客が激増。やたらとパンフレット片手に食い物屋を物色。
現TOZAN EASTは、かつて箱根登山デパートだったところ。先ほどの星崎記念館とほぼ同時期に開店してたんだなあ>子供の頃はお世話になったが、今見ると、ホントに狭い敷地だったのだ。天守閣に次ぐランドマークだったわ。