ある日の街歩き#104

高円寺、大崎と本を返して、さてどーしようか?

長いこと懸案の桜本まで行ってみることにする。

川崎駅も随分と小奇麗になったものだ。トイレもピカピカなのである。

臨港バスの場所が分かりづらいが、偶然にも停まってるバスに乗ることができた。

大島3丁目で降りて、桜本へ。

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いきなりNPO法人。ふらふらと、商店街に這入る。ふーん、レトロなパチンコ店がある。

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キムチの匂いがして、食品店がある。

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ここは洋品店とかが健在で、畳屋とか硝子屋とかまである。といって、2020年に迎合したような店はない。といって、焼肉屋、呑み屋は多いなあ。

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ところで、九福神なんてものを初めて知ったが、あとで調べたら、七福神に招き猫と上向き小僧とやらを加えたものらしい。この辺に住んでいたらしい坂本九にちなんだものともいう。そういや、川崎駅の発車音楽が「上を向いて歩こう」なのはそんなつながりがあったのだな。元少年隊の東山紀之も桜本に住んでいたというし、二ホン芸能史にとっては欠かせない聖地なのだな。

ライフで酎ハイとお握りを調達して桜川公園へ行って食べる。

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桜川公園は半分が野球場に占拠されていて、結構古そうだ。ベンチで酎ハイを呑んでたら、ポカポカしてきて思わず寝入ってしまう。はるか向こうに見えるオフィスみたいのは、パチンコのマルハンらしい。

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少し北上すると、町工場ばかりである。ソコソコの規模のものから家内工業みたいなのまで。といっても、東京の下町よりも、随分とシステマティックには見える。

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川崎朝鮮初中級学校。やや老朽化してはいるが、開放的。

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その隣の大東化学工業。うーみゅ、ほぼ廃業状態か。

郵政宿舎入口なる交差点だが、ほとんど更地となっている。

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辺りは、すっかりマンションや新築住宅にとってかわられているが、かつてはこんな平屋とか木造アパートが並んでいたのだろう。まだ、僅かに人の棲む気配が感じられる。

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桜本バス停前の川崎協同病院。

川崎駅へ戻って、南武線で武蔵小杉まで行く。初めて湘南ラインとの乗り換えを経験。うー、地下鉄に比べれば少しはマシなのかな? スロープのある動く歩道は初体験。でまあ、ムサコからムサコということで、小金井まで行って本を返し、帰宅。