ある日の街歩き#113
朝9時過ぎなのに、駐輪場も電車も結構混んでる。もう凡庸な日常が復活しつつあるのかね>つまらん。
目黒まで行って本を返し、南北線に乗って王子まで。都電もソコソコ混んでるなあ。荒川区で新規オープンの尾久図書館へ。
昔の尾久図書館とは違う場所にあるのに気づかず、宮の前=尾久八幡を過ぎてしまったのだが、途中で気づいて戻り、家々の間を抜けて到着。実は駅から2分という荒川区で最も駅近図書館ではあるのだな>ま、都電だけどね。
まだ、公園は完成途上みたい。でも、まあ、意欲は感じる。荒川区は決して豊かな自治体とは思えないが、ゆいの森に続いて、新たに素晴らしい読書空間を作り上げつつある。ちょっと感動する。
何しろできたばっか。何より品揃えに少し偏執が感じられるのがとても( ・∀・)イイ!!
1Fにあるベビーカー置き場! 私はこんな試みを見たことがなく、新鮮だった。おそらく、外の公園と連動した子どもの開放&解放空間をつくりたいのだろうけど、尾久の地でそれができたらスンゴイことだわ!
ただし、トイレはモノを置く場所が多くて素晴らしいんだが(北区はこれがダメ)、残念なことに水量が弱くちゃんと流れない(二度やってみたが駄目)のは画竜点睛を欠いた。
熊野前を過ぎ、都立大荒川Cにたどり着く。南大沢くんだりまで私も行ったことはあるけど、ウィキとか見ると、今は晴海や日野にもあんのか? もー何がなんやら? この辺も旭電化工場跡地で相当ヤヴァそうなんだが、まあー、知ったこちゃないわさ。
周辺で見たかなり由緒ありげな建物。
尾久の原公園は数年前に逝ったから、都バスに乗って北千住方面まで。これが意外と混んでる>他に交通手段がないもんな。
んで、尾竹橋を越え、千住桜木で下車。この辺は20数年前も都バスで来たんだけど、へばりつくように、道沿いに家々が並んでたのは覚えている。
こんな今どきありえないコーヒー店(断じてカフェではない!)が現存してるんだが、決して当時は浮いてなかったと思うのである。で、少し行ったところに元宿堀なるものを発見。ここだけだよなー、大事に説明板があんの。お化け煙突とか無かったことになとるし、
墨堤通りが一段高くなっていて、裏側は低地だったりするが、隅田川の造った地形なのだろう。今や、隅田川沿いは帝京科学(人文科学でも社会科学でもなくスポーツ科学だったりするんだろうな!)大学だの東電だのの胡散臭い物件が占領し、反対側は倉庫とトラック、それらに押しつぶされそうな路地が広がっているのだった。
たぶん、これって工場の寮(大部屋)であったんではなかろうか。狭い路地を行くと、千住神社の裏に出た。
何気に、お狐様どうしが姸を競ってる感じで面白い。
隣には富士講も。
路地には、かつての商店跡みたいなのも散見。人一人がすれ違うのがやっとの道にも多くの商店があった模様。勝手知ったる地元民の爺さんがチャリで軽快にやりすごしていくのみ。駅まで歩いたけど、今日は月末のウィークデー。銀行はどこも長蛇の列>現金至上主義はまだ揺るがないな。
千代田線で根津へ。おお、なんと、赤札堂までセミセルフレジになっている! パンとお握りを買って根津神社へ。この辺りは現役と思われる建物も残存。
根津神社はハトとカラスが多いのぉ。落ち着いて昼飯を喰うには喧しい。サクラのあとはツツジで賑わうのかしらん?
寄進の石垣を見ると、八重垣町と弥生町の人が多い。子孫たちはどこで何をしてるのかな?