ある日の街歩き#97
動く書斎の総武線各停で両国まで行ってしまう。両国駅で降りたけど、相撲取りらしき人たちとやたらにすれ違う。11月なのに福岡じゃないんだー、と初めて気づく。隅田川沿い出口で降りてしまい、反対側の大江戸線までやたらと遠い。途中からは総武線の原風景とでもいうべき殺風景なり。
月島に行っても読み終えず、空いている座席で読み終える。今日は佃へと足を延ばす。
住吉神社と船溜まり。ここへ来るのは、最初の高層ビルが建ち始めた頃以来だろうか。東京の下町では、すっかり、当然のような風景になってしまった。
その手前の尾崎波除稲荷。この「さし石」なるものは、力持ちの男たちが力自慢に用いたもののよし。
隅田川からの水を引き入れる水門。この辺は隅田川を走る様々な船たちが眺められて気持ちが良い。とはいっても、今日は曇天で、ベンチでランチしてたら鼻水が止まらなくなった(;´・ω・)
その近く。佃公園内の和風な灯台。その下部を有効活用したトイレw
もう石川島播磨重工業も、その前の石川島人足寄場も遠くなりにけりなのだ。高層マンションの住人向けにフィットネスやレストランやシニアセンターができているのだった。老人たちがイヌを散歩させたり体操していたりするのだった。
佃煮屋の天安と田中屋。この付近だけが、僅かに住宅が残っているが、いつまであり続けられるだろうか?
そうそう、この佃大橋の向こうの入船3丁目で、新聞の折り込みを入れるバイトをしたこともあった。そのあとに兜町へ行って、株券の整理のバイトをした。海の向こうの晴海で郵便物の宛名分けのバイトをしたこともあったなあ。もう40年以上も前のことだ。
麻布十番、九段下と回って本を借りて帰った。九段下の空き地でPCR検査をやってるのを見た。