ある日の街歩き#96

承前

再び大江戸線に乗って、蔵前で降り、厩橋に向かう。

ちょうどお昼時。スーパーで買ったパンとジュース(今日は禁酒日)を隅田川テラスで喫す。

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今日は川の色が黒々として、良い感じ。アサクサには這入らず、馬道通りを歩く。確かに外国人の姿はほとんど消えた。

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いわゆる坊主アパート。

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寮みたいなものか。

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花の辻商店街という美しい名前の商店街だが、ここはもう閉店が長いようだ。

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浅草3丁目~4丁目は、ひっそりと営業してたり廃業してたり。

富士公園やら富士小学校やらがあるのは、富士浅間神社が近くにあるからなのか。

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5丁目。八百屋は現役だが、洋食屋は終了っぽい。山谷堀が近づくと、どんどん前世紀みたいな風景が。しかし、公園でオコジョを散歩させているカップルに出会う。リアルオコジョを見たのは初めて。

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東浅草1丁目のエスペランサ靴学院は少数精鋭で靴だけを専門に学ぶ学院だったらしい。惜しくも、大阪に移転したのだそうだ。まあ、皮革は地場産業だから、頑張ってほしかったがね。しかし、この不便な場所で、学生は全寮制だったのかしらん?

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石浜から橋場あたりには、もはや昭和の風景といった場末が見られる。道が意外と広いだけに、何か取り残された感じが漂う。もっとも、浅草雷門辺りからの区営バスとすれ違ったから、必ずしも無視されてるわけではあるまいが。

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どっしりとした白髭橋。

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ガスタンク。

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初めて来た平賀源内墓所

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いつもは閂がかかっていて、横にずらして這入ることができる。清掃車庫やらドヤ街ホテルやら老人ホームやらが並ぶ中をトラックが動き回る。南千住から北千住へ出て、町屋から、ゆいの森へ。サンパール通りの拡張工事が随分と進展している。赤札堂で買い物をして帰宅の途につく。