ルソーは、モンテスキューの正面からの批判を行ったが、政治的奴隷制の蔭に隠れ、同時代の黒人奴隷制の問題は見過ごされていった。
主観的に自分は最大の自由と個人の完全な独立性を享受していると思っている奴隷こそ、市民社会の奴隷制である。
マルクスは賃労働を形容詞なしの奴隷制として表現するようになる。賃金制の廃止!
自己責任、人的資本、自己啓発の行き着く先は過労死!
軍事力による植民地支配と奴隷制プランテーション経営こそ株式会社の出発点であり、アジアとの差異は決してプロテスタンティスム的な勤勉節約などではなかった!
以上、アジテーションに満ちていて共感するところ多し。