白い夏の墓標 (新潮文庫)

白い夏の墓標 (新潮文庫)

 

 

実は、この筆者の本を読むのは初めて。しかし、とても面白かった。

なにしろ79年刊行の話なので、ウィルスについての見解が現在の知見に耐えられるかはわからないが。

佐賀や仙台やパリやピレネーの情景や人たちがとてもリアル>今でも。

突然、駆け落ち浪漫に堕ちるのもなんとも時代だなー。嫌いじゃないけど。

そして、6章のどんでん返しには、引き込まれた。