ロスト・ケア (光文社文庫)

ロスト・ケア (光文社文庫)

 

時系列的には一回り以前のお話だが、なるほど認知に悩む高齢者を殺してあげるサービスということか。一方、詐欺によって骨までしゃぶるのも一つの手。統計分析で犯人に迫る辺りが白眉。まあ、私から見れば、言うまでもなく最大の悪は大友検察官なのだが。最後の10数頁は蛇足そのもの。