ある日の街歩き#23

高田馬場のさかえ通りを歩くが、えらく人が多い。日本外国語専門学校の生徒たちのようだ。東京富士大学も随分と周囲を買い占めている。そして、下落合図書館へ。かつては新宿区の中央図書館があった場所。やたらと無駄の多いスペースだったものだが、随分とモダンになったもんだ。裏道を歩いて、駅へ向かうが、旧い一軒家があちこちに残るものの、昔寄った店とかはほぼ壊滅している。ここでも何やらアジア系の若い人たちで大混雑なのだった。

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日暮里駅南口の陸橋を渡り、日暮里繊維街を歩く。生地の街である。トマトなる店が一番流行っているようだ。レイヤーさんたち御用達の店も多い。っと、突然、中国系?の男女たちが動画で実況中継を始めたのだった。海外でも有名な街区なのであろう。角を曲がると、町工場やアパートや営業してるのか不明な商店やらを見て迷い、三河島近くまで逝っちまった。

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田端まで戻って、だだっ広い陸橋を渡り、東側の階段を降りて、東北線を横切って、東田端図書館へ。10年以上ぶりで、もうすっかり忘れてるなあ。相変わらず、踏切で分断されているのだ。創立98年の滝野川4小の旧い校庭を眺めてると、急に小雪が舞いだした。寒いはずだよ。

駒込から南北線で、麻布十番へ。ここも久々である。7番出口に行くのにエスカレータをさんざん下って、またさんざん昇るのである。場所は以前と変わらないが、御覧のように極めてオサレな建物になっていた。そして、内装も美しい。港区はカネあるんだなー。そして、気づいたのは外国文学が国籍関係なく、アイウエオ順に並んでること。結構斬新である。

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麻布十番商店街を歩くが、どうということもない。麻布十番温泉って無くなったんだな。暗闇坂を昇って、タワーマンションを見上げながら、西町インターナショナルスクールがすっかり近代的になっていることを知る。しかし、道は狭いのに、高級車とタクシーと工事用車両がやたら行き交っているのだった。