ソヴィエト・ファンタスチカの歴史 (世界浪曼派)

ソヴィエト・ファンタスチカの歴史 (世界浪曼派)

  • 作者: ルスタム・スヴャトスラーヴォヴィチカーツ,ロマンアルビトマン,Roman Arbitman,梅村博昭
  • 出版社/メーカー: 共和国
  • 発売日: 2017/06/09
  • メディア: 単行本
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 オボリヤニーノフの「赤い月」はソヴィエト初の空想科学小説。

無重力状態とは、「解放された労働」の美しいシンボル。

スターリントルーマンの原爆と月面分割の小噺は面白い。

チャウシェスクアポロ11号の月着陸に祝辞を送った。チェコでは祝賀ムードで戦車を包囲した。

まーパロディというか改竄というか妄想というか、この本自体が一種のファンタスティカでもあるというオチ