2017-11-12 ■ 旅行のモダニズム: 大正昭和前期の社会文化変動 作者: 赤井正二 出版社/メーカー: ナカニシヤ出版 発売日: 2016/11/30 メディア: 単行本 この商品を含むブログを見る そう、確かに現代の旅行とは、宗教やムラ社会や労働や「家族」からの解放でなければならなかったハズだ。 ま、和辻・木下と亀井・保田の対比はそれなりに面白い。後者がウヨ丸出しで「客観視せずに拝め! 庶民に学べ!」とアジっている>まるで吉本みたいww 柳田のいう、中央から放射状に広がる交通網により、地方間の交流が困難になってしまい、漂泊者・浮浪人が悪漢と同義語になってしまった、説は一聴に値する。 巻末の伝言板やらジンメルやらは筆者の落書きか? ナカニシヤは何でこんなん出させられたんやろ?