ウルトラQの精神史 (フィギュール彩)

ウルトラQの精神史 (フィギュール彩)

 

 ほぼ同世代の筆者によるパターン分け。特に目新しい角度は無く、中庸に徹している。確かに情報は重要だが、むしろ妄想で見たい人間には感興を催さないのであった。しかし、驚くべきことに半世紀を経た今でも、役者や裏方の多くが健在であるということは、当時いかに若手が使われていたか…。そして、2020年に数年という現在、先取りしていた部分を私らが生きているということの双方向感…。