歯 (ものと人間の文化史)

歯 (ものと人間の文化史)

 

 お歯黒は、平安時代には貴族の女子が大人になる儀式だったが、江戸時代には、結婚後、夫に貞節を守る意味で庶民の女性もするようになった。一方、男性は、平安時代には皇族・貴族・上級武士にお歯黒の習慣が広まったが、信長以降は廃れた。ふーん、つまり光源氏とかは女たちと黒い口同士で接吻していたのかぁ。リアルな時代劇なら、大方の女たちはお歯黒じゃなきゃ変なのか?