「ひとたび高みにあって死刑と判決することを経験した市民は,…意識の深いところで,弱者を排除・抹殺することを是とするに違いない。死刑判決を下す裁判員は,…被告人を自分たちの仲間であり社会の一員であることを,決して認めないであろう」

総花的ではあるが,現代社会とか中学公民とかの副読本にすべき本だ。「わが国」の連発はいただけないけど…。☆★