何だか街並みが書割みたいでテーマパークっぽい。カフェだらけなのはヴェネツィア文化の影響なんだろうな。蜂蜜バターサンドや自作カフェ!で飲むチプロなる地酒は旨そうだ。殆ど観光と消費の島みたいだが,バターとオリーブ石鹸くらいしか生産物ってないのかな?

人口500万の大都市(清時代には300万を超えていたというから江戸より多い!)だけど,旧市街の巷は高い建物もなく,狭い路地に溢れている。この迷路を破壊せずに消防車のスケールを小さくしたり,曲がり角の壁を敢えて削り取ったりという発想はイイね。揚州大学料理学部の学生たちがカワ(・∀・)イイ!! 大明寺の僧はトトロでニホン語勉強してんのかw 茹で麺と焼飯が喰いたくなったぜ。

ウシがゆく―植民地主義を探検し、私をさがす旅

ウシがゆく―植民地主義を探検し、私をさがす旅


筆者は男性だと思ってたら40代の女性だった。新聞の連載のようで,文章は読み易い。「植民地主義者はしまいには『私があなた方に植民地から解放される方法を教えてあげよう』という」なるアシス・ナンディの言葉に尽きている。私はインドにもアメリカにも逝くことはないだろうけど。