狂気の愛 (光文社古典新訳文庫)

狂気の愛 (光文社古典新訳文庫)


この労作が571円ってのは安いなー。ギャラントマンとしてのブルトンの面目躍如…でも,最も快楽を感じてるのは作者自身なので,読者にはツライ。共犯関係を強いるのがシュールレアリスムという観念が私の中にあるせいか?? わかりづらく唐突ゆえに魅力的な比喩,詩に見せかけながら実はずぶずぶの恋愛論,他者への切れ味鋭い原理主義批評,不意打ちのように湧き出る生々しい欲望…を素直に楽しむべきか。しかし,哀しいのは特に文を引用したいとも思わない(=_=;)鈍磨した私の感性

  • 私のこだわり人物伝−愛しの悪役レスラーたち

4回シリーズ全部見たけど,#3のアンドレ・ザ・ジャイアントの回が一番面白かったかな。グレート東郷やブラッシーはカラーで見たことないしな〜。大木金太郎って今見ると随分スマートな印象…当時はもっと泥臭くて陰影に富むイメージだったのだが。森達也の解説はイマイチ意味不明だし,絶叫短歌僧侶・福島泰樹ナレは声低すぎて聞き取り辛いし…。