物流危機は終わらない――暮らしを支える労働のゆくえ (岩波新書)
 

まーとりあえずドライバーが悲惨な環境(歩合が半分、高速を使えない)だということはわかった。

ただ、筆者の分析も表現も二流だし、説得力がない。

単品管理の実現とうらはらに、トラック業界は非効率を一手に引き受けてきたのだと。

 

 

 序章はすんなり読めたので、期待?したのだが、60ページ辺りまでで力尽きそうになった。でも、何とか読み進める。

ランズマンによるイスラエルの「人間化」戦略、まるでアベを先取りしたかのようなベルルスコーニブータンの「国民総幸福度」、68年精神の寛容による懐柔…。

第三世界が西側を拒絶する本当の理由は、自己批判精神である。

かつて打倒の対象であった工場、学校、家庭はポストモダン資本主義に再編された。ふむふむ。

 

 

地形で解ける!  東京の街の秘密50 (じっぴコンパクト)

地形で解ける! 東京の街の秘密50 (じっぴコンパクト)

 

 同世代だけど、旅行ガイドとかを作っていた人らしい。ま、その割には、本格的なんだが、どうも筆者は権力者好きみたいなのがなぁ…。

谷頭浸食による河川争奪の話が一番面白かった。

 

朝鮮史 (講談社現代新書 460 新書東洋史 10)

朝鮮史 (講談社現代新書 460 新書東洋史 10)

 

 もう半世紀近くも前の伝説的な本。

朱子学は国王から奴婢まで分を重んじるがゆえに、仏教に対して優越性があった。

 

ある日のポタリング#3

今日も寝不足。約30分かかって小金井中央図書館へ。そして、一気に下って、勝手知ったる野川方面。もうすっかり初夏だな。まー、子どもらが草いきれの中ではしゃいでるのは癒される。

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くじら山辺りから眺めると、もうすっかりいい感じ。

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10年ぶり位で、自然観察園に入ってみる。干上がっている池もあり、溜ってる池も濁りまくり、カラスだけがやたら元気な最深部。湿っていて何時朽ちるか微妙な桟。ま、これがリアルな自然観察であるわけだし…。

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まー。でもココは殆ど変わってないから落ち着ける。隣接するゴミ処理場とプールがなくなり、是政行きの電車がヴァラエティに富んだということを除けば、私が初めて訪れてハマった殆ど20数年前と変わっていない。アクセス方法や落ち着ける場所はビミョーに変わってるが…。

そして、当然のように野川沿いに南下、流量が少ない。この辺もあまり変わってないのが、いーよ。

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・狂気

というか、よほど牡馬嫌いなのか、或いはむしろ大好きなのか? ま、セン馬にするわえにもいかんしな。

かしわ記念

うん、気持ちが切れてなくてよかった。木下厩務員って良いキャラだなあ。

・暗い五月

しかし、40歳の誕生日をクリストフは手持無沙汰で迎えるのだなあ。

いやもう、競馬<<<<<<ルメールの私にとって、暗黒だわ。

録画しといたGCをチョロチョロ見ながら感慨に浸る。

今年は、ダービーも無関心。何が勝とうが、ワグネリアンと同格、と言ってしまいそうな自分がツライ。

 

最終獄中通信

最終獄中通信

 

 はからずも1997~2017年の20年間を手記と俳句と新聞記事と共に追体験することになった。

すめらぎをことほぐぼうふらばかりなり

なんて、10年後の今日でも不変なんだな。

もちろん、限られた新聞やテレビの情報だけに接せざるを得ないので、意見を異にする部分もあるのだが。